〜 ご挨拶 〜 代表 佐藤 礼奈
今の自分の気持ちや考えや感じたことを、より深くより広く等身大の言葉として表現することのできる音楽を創ろうと思いました。そして、今の私が幼い頃夢見た自分の姿であるために、たくさんの人に私の歌を届け続けます。それは、私の未来を作ってくれると信じています。ポップス音楽の新しい価値創造・・・大げさですが、私の目指すことなのです。
2013年、ある社会人向けの公開セミナーでイノベーションという言葉に出会いました。現代社会の変革を牽引するこのイノベーションという言葉に強い共感を覚えました。自分が向き合い、そして、求めてきた音楽の本質は、この言葉が意味することそのものではないかと思うようになりました。
以来、これまでご指導いただいてきた恩師の太田聖二先生(当研究所顧問)とともに、
“iPop”― innovation Pops ― という概念と言葉を創り、時代を動かしてきた人たちと今の自分たち、そして明日につながる人の心や動きを、是非音楽として提案していきたいと思っています。
iPop・・・過去、今、未来を謳い上げる音楽を目指すというとてつもない大きな理念に少しでも近付こうと思い、2014年12月17日 サトレナiPop研究所を立ち上げました(2019年8月1日 iPop Projectに名称変更)。
〜 ご挨拶 〜
顧問 太田聖二
ポップ・ミュージックのイノヴェーション…なんのこと?って思われる方達が多いことでしょう。iPopとは佐藤礼奈と私、太田聖二が、周りのいろいろな方々と共に立ち上げた音楽の提案なのです。
私自身、長年にわたって音楽の、というか歌唱に関する仕事に携わってきました。それは沢山のいろんな楽曲と出会ってきました。その多くは、個人の想いを綴った内容で、切なさや、喜びや、時には救いようのない悲しい心を歌いかけるものです。
私がプロとして活動していた'70年代のフォーク・ソング全盛の頃には、政治的な内容を盛り込んだものや時事風刺のようなものもありました。しかし、音楽に政治的な要素が加わってきて、純粋な音楽活動とは趣を変え始めたことに違和感を覚えて、私だけでなく当時のフォークソングから遠ざかった人間が多くいました。私は音楽そのものを勉強したかったので、全く違うジャンルの音楽の世界に向かったのです。
そんな私がなぜ今、ポップ・ミュージックにイノヴェーションを起こしたいのか…をお話しないといけません。今という時代に生きているということを、そこに生きている皆さんと音楽を通して今一度感じ合いたいと思うようになったのです。そして、ポップ・ミュージックをもっと広い年代の方と『今を謳い上げる音楽』として共有したいのです。
実は、歌唱の指導や歌手の育成という私の仕事のひとつである佐藤礼奈との楽曲制作の中で、加納剛太先生と不思議なご縁で結ばれました。加納先生からイノヴェーションという言葉の概念とその理念を教えていただきました。
イノヴェーションとは技術革新…としか理解していなかった私たちに、新しい出会いや社会との関わりも含む大きな意味のある取り組みであることを強く印象付けていただきました。そして、私たちの作ってきたいくつかの作品にイノヴェーションを感じるともおっしゃっていただいて、これから取り組んでいきたい音楽をiPopと名付けたのです。
その取り組みの第一弾が『京都からのイノベーション』なのです。
古都を歩いていると、まるでその時代に戻ったような気持ちになる不思議、千年以上も続いてきた人と街やいろんな想いとが織りなす調べ、人が産まれて成長していく中で感じる感動や躍動…を6作の詩篇にまとめてみました。
今、佐藤礼奈がそれを楽曲に仕上げています。
夢がどんどん膨らんでいます。もうすぐ皆さんのお耳に届けることができると思います。
そして私は次のテーマに取り組み始めました。
ポップ・ミュージックのイノヴェーション…頑張ります!